農政・農協ニュース

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野菜即売会で生産者と被災地を応援  群馬県太田市で

 群馬県太田市ではJA太田市、JAにったみどりと連携し、福島第一原発事故で風評被害を受けている県産野菜の生産者を支援しようと「東日本大震災・太田の野菜応援即売会」を4月5日、太田市役所本庁舎で開いた。

(左から)JA太田市・菊地浅美組合長、清水聖義太田市長、JAにったみどり・金谷嘉一郎組合長(3月31日の記者会見で) 太田市では原発事故の発生で県内産ホウレンソウ、カキナの出荷停止が続いているが、他の野菜や果物も市場価格が低下するなど風評被害を受けている。
 即売会の野菜は市が2JAから購入したもの。東日本大震災の義援金として500円を募り、協力してもらった市民にはキュウリ、レタス、キャベツ、ダイコン、ヤマトイモのセットを配った。即売会は開始時刻前から300人もの市民が列をなし、用意した1400袋は2時間あまりで終了した。また出荷最盛期を迎えた特産品のイチゴ、小玉スイカ、フルーツトマトを単品販売し好評だった。
 即売会で集まった義援金や売上金は被災地支援として太田市産野菜と果物を購入し、宮城県石巻市に送られる。
 4月12日には第2回即売会を太田市役所新田庁舎で行う。

(写真)
(左から)JA太田市・菊地浅美組合長、清水聖義太田市長、JAにったみどり・金谷嘉一郎組合長(3月31日の記者会見で)

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(2011.04.07)