農政・農協ニュース

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第26回農業ジャーナリスト賞決まる 宮崎日日新聞社の口蹄疫報道など4作品が受賞

 農政ジャーナリストの会は「第26回農業ジャーナリスト賞」の受賞作品を5月13日発表した。

 同賞は平成22年に発表された農林水産業、食料問題、農山漁村の地域問題などに対する優れた報道を表彰するもので、今回は映像部門13点、新聞・出版部門10点の計23点の応募のなかから以下の4作品を選んだ。

口蹄疫に関する一連の報道」(宮崎日日新聞社)
 「県民一丸となって難局を乗り切るために役割を果たす」を基本的なスタンスとして長期取材を続けた。県内外から農家へのメッセージや問題解決のヒントを募集し大きな反響を呼んだ。
「ぎふ海流」(岐阜新聞社)
 山・川・海の現状を見つめ直し、人と自然のかかわり方を取材した半年間の連載企画。
「夢は刈られて〜モデル農村の40年〜」(ABS秋田放送)
 減反政策によって大きく揺れ動いた大潟村を40年間に渡って長期取材。米政策に振り回される農家が国に何を求めているのかを検証した力作。
「金とく エコ田んぼ完結編 命の結晶 お米ができた!」(NHK名古屋放送局)
 荒れた杉林を棚田に生まれ変わらせるプロジェクト番組。アナウンサーと視聴者で結成した「エコ田んぼ隊」の1年の取り組みをまとめた。

 表彰式は5月30日午後4時から東京・千代田区の日本プレスセンタービルで行う。

(2011.05.16)