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緑の安全管理士は2833人に 福林氏を副会長に選任  緑の安全推進協会が総会

 農耕地や緑地・ゴルフ場など緑資源の維持と農薬の安全・適正使用の普及啓発などを行っている(社)緑の安全推進協会(緑安協)は5月24日、東京・港区の南青山会館で第20回通常総会を開いた。

 同会の主な事業のひとつである、農薬使用時の安全確保と適正使用を指導する専門家「緑の安全管理士」の資格認定を受けた管理士数は、平成22年度末(23年3月末)で2833人となり、前年度末より33人増えた。
 また、22年は従来の啓発用リーフレットに加えて、「保護具の知識」、「飛散防止のポイント」のリーフレットを農薬工業会と共同でつくり、各都道府県やJAに配布した。
 23年度の事業計画では、第33回「緑の安全管理士」資格認定研修会を従来どおり11月に東京で、同支部大会と資格更新研修会を11月から2月にかけて実施することや、引き続き啓発用リーフレットの配布、講師の派遣、電話相談室の体制整備などをすすめることを決めた。
 会員数は前年度より1会員減って178会員となった。
 役員改選では5人の理事が交代し、新たに理事になった福林憲二郎氏が、退任した大内脩吉氏に代わり副会長に選任された。

新任、退任理事は次の通り(敬称略)。
【新任】
福林憲二郎(農薬工業会会長)
青木邦夫(全国農薬協同組合理事長)
清水等(クミアイ化学工業(株)常務取締役)
山口茂(北興産業(株)代表取締役社長)
瓜生博幸(日本曹達(株)取締役農業化学品事業部長)
【退任】
大内脩吉(農薬工業会前会長)
松本三男(全国農薬協同組合前理事長)
鷲山雄二(クミアイ化学工業(株)取締役)
米村伸二(北興産業(株)前代表取締役社長)
伊藤英治(日本曹達(株)常務取締役)

(2011.05.30)