農政・農協ニュース

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米づくりで農文化を伝承 JAながの女性部の食農教育

 JAながの女性部・長野平支所は6月27日、食農教育の一環として小学校の児童と田植えを行った。

nous1107080901.jpg これまでも女性部の活動として食農教育に取り組んできたが、実際に小学校と活動するのは今回が初めてとなった。
 米づくりを通して子どもたちに農業の大切さや収穫の喜びとともに、古くから伝わる農作業や食文化なども伝承していくことを目的としている。
 この日、朝陽小学校の5年生107人と女性部員13人が田植え体験で交流した。その中で女性部員は「きな粉おにぎり」を子どもたちにふるまい、稲穂をイメージしたきな粉を使った俵型のおにぎりであることから、“豊作を願って食べられていた”という伝統的なエピソードを説明した。
 今後は案山子づくりに稲刈り、収穫祭といった米作りの流れすべてを子どもたちが自分の手で体験していく。収穫祭では自分たちで作ったお米をおにぎりにして食べる予定で、7月にはおにぎりの具にする「梅漬け」づくりも行われる。

(2011.07.08)