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地区大会進出チーム決まる 地域活性化プラン競う高校生対抗コンテスト  JA全中

 JA全中主催の全国高校生対抗「ごはんDE笑顔プロジェクト選手権」の地区大会進出34チームが決まった。

 高校生グループが食や農をテーマに、地域を笑顔にするアイデアを考え、実際に活動して、その成果を競い合うコンテストで、今年は3回目。前身の「ごはんCUP」を含めると10回目となる。
 今年は7月12日締切りで226チームがアイデアプランを提出。選考の結果、8月1日までに全国5ブロックの地区大会に進出する計34チームを決定した。
 ブロック別の進出チーム数は▽北海道・東北6▽関東・甲信越7▽東海・近畿・北陸9▽中国・四国6▽九州・沖縄6。
 地区大会はどことも8月中に開き、各ブロック2チームが決勝大会に進出する。進出者はプロジェクト活動の成果を挙げてリポートを制作する。
 決勝大会は11月13日に宮城県の小牛田農林高校で開催し、ブロック代表10チームと敗者復活枠の1チームが進出する。
 競技のポイントは(1)生産(2)流通・加工(3)販売・消費の3点に大別される。選考では新しい地域の▽味▽ブランド▽ムーブメントなどが重視され、プロジェクトの形は問わなかった。
 「笑顔にしたい地域」としては、生まれ育った地元を対象にするプロジェクトがほとんどだが、今年は県境を越えて東日本大震災の被災地を対象にするプランが目立つなど若者らしい着眼点も多かった。
 ブロック地区大会進出チームの高校は次の34校。
 〈北海道・東北〉北海道美幌▽宮城県小牛田農林▽山形県立置賜農業(2チーム)▽山形県立村山農業▽福島県立会津農林
 〈関東・甲信越〉栃木県立馬頭▽埼玉県立秩父農工科学▽頌栄女子学院(東京)▽東京都立瑞穂農芸▽神奈川県立相原(2チーム)▽長野県下高井農林
 〈東海・近畿・北陸〉岐阜県立飛騨高山▽静岡県立天竜林業▽滋賀県立長浜農業▽京都府立桂▽兵庫県立農業▽奈良県立御所実業▽同十津川▽和歌山県立有田中央▽石川県立津幡
 〈中国・四国〉岡山県立高松農業▽広島県立油木▽下関市立下関商業▽山口県立厚狭▽同田布施農工▽愛媛県立新居浜商業
 〈九州・沖縄〉福岡県立遠賀▽同久留米筑水▽長崎県立大村城南▽熊本県立鹿本農業▽大分県立宇佐産業科学▽宮崎県立宮崎農業

(2011.08.03)