農政・農協ニュース

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福島県の農林漁業者が東京で総決起大会

 JAグループ福島、福島県森連、福島県漁連などは、農林漁業生産者が安心して生産にいそしめる福島県を取り戻すために、8月12日、東京・日比谷公園大音楽堂(野音)で総決起集会を行う。

 東日本大震災そして東電福島第一原発事故から5カ月が経過しようとしているが、福島県では原発事故による放射能汚染の影響が深刻化し、農林漁業者の精神的な苦痛と経済的な損失は計り知れないものがある。さらに、今後の事業の継続すら危ぶまれる極めて深刻な事態となっている。
 また、拡散した放射性物質の影響は県民生活のすべてに暗い影を投げかけており、消費者の農畜産物の安全安心に対する不安も拡大している。
 そうしたなかで、農林漁業者も消費者も等しく原発事故の被害者であり、一刻も早い原発事故の終息と消費者の不安解消、農林漁業者が安心して生産できる福島県を取り戻すために、JAグループ福島、福島県森連、福島県漁連は「福島県農林漁業者総決起大会」を開催する。
 大会は8月12日(金)正午から東京・日比谷公園の大音楽堂(野音)で開催。大会終了後には、東京電力を経由したデモ行進を実施することにしている。
 この件に関する問い合わせはJA福島中央会農業対策部 遊佐または野口氏へ(電話 024-554-3071)。

(2011.08.05)