農政・農協ニュース

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飼料米鶏卵が約3倍に コープネット事業連合

 関東甲信越の8生協が加盟するコープネット事業連合は、飼料米を給餌して生産した鶏卵の占める割合(個数換算)が従来の約3倍になったと先ごろ公表した。

 コープネットではこれまで「CO-OP稲穂のみのりたまご」と「こめたまご」の2品目で国産飼料米を10%配合した飼料を給餌してきたが(10年度で年間530tの飼料を輸入トウモロコシから飼料米に置き換え)、この7月から宅配サービスと店舗で販売する「CO・OP赤玉たまごサイズミックス」に使用する飼料を国産飼料米10%配合飼料に切り替え販売を開始した(「こめたまご」は販売を終了)。
 その結果、飼料米を給餌して生産した鶏卵の割合(個数換算)が、従来の7.8%から26%へ約3倍となった。
 コープネットでは、鶏卵だけではなく、産直豚肉「お米育ち豚」や鶏肉「純和鶏お米育ち」(いずれも飼料米10%配合)など、飼料米を給餌し育てた畜産物も取扱っている。

(2011.08.08)