農政・農協ニュース

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女性参画啓発パンフレットを作成  JA全中など

 JA全中と農山漁村男女共同参画推進協議会はこのほど、女性のJA運営参画を啓発するパンフレットとして「私たちが参画してJAを身近な存在に!」を作成した。
 雑誌風の作りで女性参画の重要性を伝えている。

女性のJA運営参画を啓発するパンフレット「私たちが参画してJAを身近な存在に!」 JAグループでは▽女性正組合員比率25%以上、▽女性総代比率10%以上、▽各JA理事等2名以上、を目標として女性参画の推進に取り組んでいる。誌面の中では、農業就業人口260.6万人のうち女性が130万人なのに対し、JAの女性正組合員は87.2万人と正組合員全体の18.1%にとどまっていることや、国の「男女共同参画基本計画」で指導的地位に占める女性の割合を「2020年までに30%」にすることを目標としていることなどを挙げ、JAとしても女性の参画が急務だとして女性の声をより反映させたJAづくりを呼びかけている。
 また「理事等2名以上」の目標を達成しているJA佐久浅間の柏木節子理事とJA静岡市の海野フミ子理事が誌面に登場し、理事としての活動や思いを紹介している。そのほか「女性にソッポを向かれるJAに未来はない!」と強調するJA紀南の中家徹組合長も登場している。パンフレットは全カラーの7ページ。JA全国女性組織協議会のホームページからダウンロードできる。

(2011.08.18)