農政・農協ニュース

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復興のあり方を考える 生態系協会が9月13日に国際フォーラム

 (財)日本生態系協会は「復興から見える新たな日本の創造」をテーマに国際フォーラムを開く。

 東日本大震災からの復興を、新たな日本の創造に向けた第一歩とし、悲しい出来事を二度と繰り返さないまちづくりのあり方を考えるフォーラムを9月13日13時から東京・千駄ヶ谷の津田ホールで開く。副題は「全国どこでも起こる大災害」。
 基調講演は協会会長池谷奉文氏の「本能から叡智へ―対決から自然との調和へ」。
 被災地からの報告では岩手県山田町長の沼崎喜一氏と宮城県利府町長の鈴木勝雄氏が復興の課題などについて講演する。
 海外からの報告ではスマトラ沖の地震後(2004年)に減災と復興のため被災国と国連などが合意した「カイロ原則」、また米国ミシシッピ川の大洪水後(1993年)に取り組んだ土地買い上げによる高台移転などを紹介する。報告者は米国の行政官や有識者(英語の報告には逐次通訳がつく)。
 総括は東京都市大学教授の涌井史郎氏。
 入場無料。事前申し込み制。問合せ先は日本生態系協会(TEL:03-5951-0244)。

(2011.08.30)