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自己資本比率23.6%  農林中央金庫

 農林中央金庫は8月25日に6月末の自己資本の状況を公表した。

 2011年度の第1四半期(4―6月)は、自己資本を構成する利益剰余金が3月末にくらべて891億円増加した。一方、有価証券評価差額はこの間に3429億円から1355億円へと1418億円圧縮した。
 これらの結果、自己資本は2368億円増加し、自己資本額は5兆8350億円となり、自己資本比率は23.9%と3月末より1.14%高まった。基本的項目比率(Tier1比率)も1.1%高まり17.9%で高水準の自己資本基盤を確保している。
 自己資本比率は2008年3月末12.55%、09年同15.65%、10年同19.26%、11年同22.76%と推移してきた。今年度から2年間の新中期計画でも20%以上確保することを目標にしている。
 また、同日は第1四半期の連結決算も公表した。経常利益は1166億円で前年同期比で88.9%増加した。純利益は同37.6%伸び886億円と増益となった。

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