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名手・名人と高校生の組み合せ決まる  聞き書き甲子園

 農水省は「第10回聞き書き甲子園」参加高校生と、「名手・名人」の組み合わせが決まったと9月15日発表した。

 これは2011国際森林年関連事業として行われる。森や海、川とともに生きる知恵や技を持つ名人を、高校生が訪ね、人となりなども含めて聞き書きし、記録する活動だ。その成果を発表するフォーラムを“甲子園”になぞらえた。
 今年は「森の名手・名人」に選定された51人と「海、川の名人」に選ばれた20人が協力する。その中には94歳で炭窯づくりと炭焼きを生業とする人、93歳で竹工芸を伝承する人などもいる。
 一方、聞き書き取材をする高校生71人も決まっているので、1012月の間に1人が1人の名手・名人を原則として2回訪問して取材する。
 そのあと来年3月25日に都内でフォーラムを開き、高校生代表が聞き書きの成果を発表する。

(2011.09.21)