農政・農協ニュース

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黒部市で小水力発電サミット 11月に開催

 富山県黒部市と全国小水力利用促進協議会などで構成する実行委員会は第2回全国小水力発電サミットを11月に黒部市宇奈月で開く。

 原発事故を契機に自然エネルギーの利用が社会の大きな要求となるなか、今回のサミットでは(1)豊かな水に気づく、(2)地域に根ざした技術を開く、(3)安全で豊かな未来をつくる、の3点をテーマに議論する。
 日時は11月19日(土)21日(月)まで。場所は黒部市宇奈月国際会館「セレネ」など。
 1日目には基調講演「日本のエネルギー政策に関する一考察」(佐々木経世・スマートシティ企画社長、東日本大震災復興構想会議専門委員会委員)のほか、パネルディスカッション「エネルギーの地域自立を考える」、事例報告が行われる。
 2日目は分科会「自治体の課題と挑戦」、「自然エネルギーによる自立分散電源」、「小水力エネルギーを活かす技術」、「小水力甲子園高専生・高校生交流会」を行ったあと、分科会報告などの全体会を開く。3日目はエクスカーションの予定。
 後援は総務省、文科省、農水省、環境省、富山県など。実行委員会は黒部市産業経済部農林整備内(TEL0765-54-2111)。問い合わせ先:(株)PCO(TEL)076-429-5708、または全国小水力発電サミットホームページで。

(2011.09.26)