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党の立場を明確に! 執行部への批判も  自民党のTPP反対会合で

 自民党の衆参両議院の有志118人で組織する「TPP参加の即時撤廃を求める会」(会長、森山裕衆議院議員)は10月20日、第17回の会合を開いた。

50人以上の議員が出席。後方中央は左から山田俊男事務局長、森山裕会長、宮腰光寛衆議院議員 会合にはおよそ50人の議員が出席した。
 11月のAPEC開催まですでに1カ月を切っており、「もはや現状把握などに努めている猶予はない。危機感をもって臨むべきだ」、「党としてTPP交渉参加反対の明確な姿勢を示すべき」、「どう行動すべきかをしっかり決議しよう」などの意見が出された。
 また、武部勤衆議院議員は、10月15日に谷垣禎一党総裁がテレビ番組へ出演しTPP交渉参加へ向けて前向きな姿勢を示した、などと報道された問題で、「TPPは国体をどうするかという問題だ。総裁にはしっかり発言を撤回してもらい、自民党は反対、という立場をはっきり示してもらいたい」と強調。そのほかの出席者からも、総裁はじめ党執行部に会合への出席を呼びかけよう、との意見が相次いだ。
 森山裕会長は、これらの意見を責任をもって執行部へ届けるとともに「来週、改めて党三役を呼んで会合を開く」とした。

(写真)
50人以上の議員が出席。後方中央は左から山田俊男事務局長、森山裕会長、宮腰光寛衆議院議員


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