農政・農協ニュース

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「若手外国人研究者表彰」3名が決定

 農水省は「2011年若手外国人農林水産研究者表彰」の受賞者を10月20日に発表した。

 今年で5回目を迎える同表彰は、開発途上地域の農林水産業と関連産業に関する研究開発に優れた功績をあげつつある40歳未満の若手外国人研究者3名に農林水産技術会議会長賞を贈っている。
 今年は17件の応募の中から▽「変動する土壌水分ストレスの下でイネの乾物生産量を維持するための根の可塑性の重要性」でフィリピン稲研究所のロエル ロドリゲス スラルタ氏(37)(フィリピン)、▽「ダニ及びダニのもたらす病害に関する斬新な抑制戦略の開発を目指したダニ分子生物学の研究」でバングラディシュ農業大学のモハマド アブドール アリム氏(39)(バングラディシュ)、▽「資源の乏しい稲作農家のための社会的に実現可能な雑草管理戦略」でアフリカ稲センターのヨネ ローデンブルフ氏(36)(オランダ)が選ばれた。
 表彰式は11月14日の10時30分から茨城県のつくば国際会議場エポカルで行う。

(2011.10.25)