農政・農協ニュース

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農業協同組合運動の将来像を語り合う 日・中・韓シンポジウム

 (社)JC総研は今年1月の同研究所の発足記念と2012年国際協同組合年に先行する記念行事として「東アジア(日・中・韓)における農業協同組合運動の将来像を構想するシンポジウム」を11月10日、都内で開いた。

「東アジア(日・中・韓)における農業協同組合運動の将来像を構想するシンポジウム」 シンポジウムでは日本、中国、韓国の農協運動の先駆者と実践者が各国の農業・農村の現状を報告。それをふまえながら農業協同組合運動の将来像について国を超えて語り合う。
 JC総研会長でJA全中の萬歳章会長は「現在のマネー資本主義がもたらした世界経済の惨状をみるにつけ、これからは市場原理主義から協同組合が大切にしてきた価値である共助・共生の時代へと転換すべきである」とあいさつした。
今村奈良臣JC総研研究所長 コーディネーターを務める今村奈良臣JC総研研究所長は「日本、中国、韓国の農協関係者、農協運動をすすめている方々などが一堂に会してこのようなシンポジウムを行うのは初めて。大変意義のあるものだと考えている」と期待を込めた。

 

シンポジウムの内容はこちらから

(2011.11.10)