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JAみやぎ亘理などの活動を「絆」づくりの優良事例に選定  農水省

 農水省は平成23年度の「食と地域の『絆』づくり」の優良事例」の選定団体を4月9日発表した。

 農水省では農林水産業と農山漁村の活力再生に向けて地域内外の結びつきによる創意工夫にあふれた地域活性化の先駆的な優良事例を選定している。
 今回は応募のあった102団体のなかから24団体が選ばれた。
 JAでは東日本大震災からの壊滅的な被害を乗り越えてイチゴ産地の復活に取り組んだ宮城県のJAみやぎ亘理が選ばれた。被災したイチゴハウスを全国のJAとの協力によって延べ6000人のボランティアを受け入れ再建し、イチゴ産地を早期復活させた。
 96haあった栽培面積が震災直後は4.3haとなったが、活動の成果によって平成23年末時点で19.2haに回復した。

全受賞者と活動内容は次の通り。
 選定団体は10日、総理官邸で選定証の授与された。

▽合資会社Neeth(ニーズ)(北海道札幌市)「若者と農村を繋ぐ!きたベジプロジェクト 」
▽黒松内町特産物手づくり加工センタートワ・ヴェール(北海道黒松内町)「自然にやさしく、持続可能な産業づくり」
▽南富良野エゾカツカレー推進協議会(北海道南富良野町)「エゾシカと地元農産物を活用した“なんぷブランド”事業 」
▽京津畑自治会(岩手県一関市)「山あいの食文化がつなぐ生きる底力 地域再生の力」
▽一般社団法人よみがえれ南三陸(宮城県南三陸町 )「南三陸を片付け隊!+絆=よみがえれ南三陸」
▽JAみやぎ亘理(宮城県亘理町・山元町)「大震災を乗り越えて、希望のイチゴを復活!〜全国からの絆。復興への挑戦〜」
▽大張物産センターなんでもや(宮城県丸森町)「地域のお店『なんでもや』」
▽特定非営利活動法人 塩谷町旧熊ノ木小学校管理組合(栃木県塩谷町)「廃校の宿泊施設、星ふる学校「くまの木」を拠点とした体験・交流、絆づくり」
▽お菓子な郷推進協議会(埼玉県秩父市)「森を育てて、お菓子を創る」
▽特定非営利活動法人 銀座ミツバチプロジェクト(東京都中央区)「ミツバチがつなぐ都市と地域の絆づくり」
▽小田原柑橘倶楽部(報徳仕法(株))(神奈川県小田原市)「片浦みかんプロジェクト」
▽静岡大学棚田研究会(静岡県菊川市)「もう一度、千枚の棚田を〜棚田で広がる農業・人・自然の輪〜」
▽長岡機能性食品創造研究会(新潟県長岡市)「丸ごとお米の味噌でだれでも食べられるバリアフリーな食を創造して普及」
▽石徹白地区地域づくり協議会(岐阜県郡上市)「小水力発電&農産物を活用した地域づくり」
▽農業生産法人有限会社永源寺マルベリー(滋賀県東近江市)「桑の葉で健康食品開発」
▽紀州うめどり・うめたまご協議会(和歌山県みなべ町)「鶏肉・鶏卵ブランド化に取り組んだ農商工連携〜未利用地域資源梅酢の活用〜」
▽島根県立浜田水産高等学校(島根県浜田市)「高校生が考える地域水産業の活性化・地域貢献〜島根の誇れる水産物プロジェクト〜」
▽伊尾・小谷たえクラブ(広島県世羅町)「生物多様性保全型農業でふるさとの食と環境を守る」
▽伊座利の未来を考える推進協議会(徳島県美波町)「地域内外でのつながりを通して学校と地域の灯火を守る」
▽石畳地域協議会(愛媛県内子町)「村並み保存から地域循環型産業の創出へ」
▽小川作小屋村運営協議会(宮崎県西米良村)「平成の桃源郷おがわ作小屋村づくり」
▽都城市高木原土地改良区(宮崎県都城市)「未来に向かって夢がきっときらり輝くわたしたちの農業」
▽阿室校区活性化対策委員会(鹿児島県宇検村)「阿室校区親子山村留学活動」
▽特定非営利活動法人国頭ツーリズム協会(沖縄県国頭村)「「やんばるの森」での環境保全活動型産業の創出」


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