農政・農協ニュース

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中国のコメ流通などで美味技術学会がシンポジウム

 美味技術に関するあらゆる分野を研究対象とする「美味技術学会」(会長=後藤清和・岐阜大学教授)は、シンポジウム2件を6月に開催する。

 「コメの加工流通における品質と安全安心―日中の現状と展望―」をテーマにしたシンポは6月6日9時20分から東京ビックサイト会議棟703会議室で。
 中国の国家糧食局などから講師3氏を招いて李福君氏の「中国のコメ加工流通業界の現状と展望」をはじめ、「中国のコメ品質検査」、「中国のモミ貯蔵における安全指標研究と検査技術」の講演がある。これを含め講演は日中合計6氏。参加費は3000円(資料代込み)、申し込み期限は5月25日。交流会費は5000円。
 「時代が求める多様な美味技術」をテーマにしたシンポは6月7日10時50分から、東京ビッグサイト6階で。
 講演は日本の学者・研究者ら5氏。(1)おいしさの計測(2)農産物の海外展開(3)災害時の非常食(4)コシヒカリと古代米の融合(5)高齢者向けの食品製造など多様なテーマでの美味技術について特色ある研究・開発に携わっている専門家が最新の知見を提供する。
 参加費は無料(資料代は1000円)。「2012年国際食品工業展(FООMA JAPAN)」の併催行事としてシンポを実施する。
 なお美味技術研究会は2012年1月から美味技術学会と改称した。同学会の事務局(広島)は電話082(424)5364。

(2012.04.19)