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コメの「マンスリーレポート」まとめる  農水省

 農水省は5月の「米に関するマンスリーレポート」を6月8日にまとめた。

 コメに関する価格や取引の動向について関係者にアンケートし、結果をDIとして算出した。
 主食用米の需給動向は現状判断DIで「締まっている」という見方が強かった。今月の数値は80となり、前月からの増減はプラスマイナス0。
 向こう3カ月の見通し判断DIも、増減は0で今月の数値は78となった。
 米価水準に対しては現状判断DIが、前月からプラス3で79となっている。
 向こう3カ月の見通しは増減0で数値は68となった。
 販売数量(以下は業態別)を見ると「来月は増える」との見通しが卸と小売などで前月よりも増えた(前年同月との比較)。生産者と集出荷の業態では減った。今月の数値は生産者50、集出荷44、卸45、小売など52。
 価格は前年同月と比較して来月は「高くなる」だろうとの見通しが卸しと小売などで増え、生産者と集出荷で減った。数値は生産者50、集出荷77、卸87、小売など81。
 在庫量は「多くなる
」との見通しが生産者と集出荷で増え、卸と小売などで減った。数値は生産者50、集出荷30、卸34、小売など32となっている。
 調査は毎月1日から25日までの取引を踏まえ、電子メールを利用して回答。調査対象者は有効回答数128客体。


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