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山田錦が試飲会 「ほんまもん」の誇りかけ本腰入れてPR

 JAグループ兵庫や県などは「グレードアップ兵庫県産山田錦」を掲げて酒米の山田錦を全国にPRしている。

 山田錦は高級酒分野の原料米として最も有名だが、全体として清酒需要は低迷が続く厳しい状況。
 そこで一段と山田錦のグレードアップを図って清酒復権をねらおうと地元のJAなどは先に「ほんまもん山田錦需要拡大協議会」を設立し、玄米の粒をふるいにかける網の目を2.00mmから2.05mmに改めた。
 これによって粒張り・粒ぞろいをグレードアップさせた。また、これを宣伝する一環として、10月4〜5両日午後、東京のJR新宿駅南口タカシマヤジェイワン広場で消費者に直接アピールする試飲会を開き、15銘柄程度から3銘柄を選ぶ。有料(100円)で、売上げはチャリティーとして寄付する。パネル展示などもある。イベント名称は「ほんまもん山田錦プレミアム日本酒BAR2012」。
 なお協議会の会員はJA兵庫六甲、JAみのり、JA兵庫みらい、兵庫酒米特別地域振興会、JA全農兵庫、兵庫県、兵庫県酒米振興会。

(2012.09.26)