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24年産米の作況「102」 10月15日現在

 農林水産省は10月15日現在の水稲の作付け面積と予想収穫量を10月30日、公表した。

 24年産水稲作付け面積から青刈り用の面積を除いた子実用作付け面積は157万9000haで前年産並みとなった。 この面積から需給調整のための新規需要米、加工用米、備蓄用米を除いた主食用作付け面積は152万4000haが見込まれている。
 全国の作況指数は9月15日現在と同じ「102」となったが、10aあたりの予想収穫量は1kg増えて540kgとなった。これによって子実用の予想収穫量は851万9000tで、このうち主食用は821万1000tとなった。9月15日現在の予想収穫量より9000t多くなった。
 全国農業地域別にみた作況指数は▽北海道「107」(9月15日現在:107)、▽東北「103」(同103)、▽関東・東山「101」(同101)、▽北陸「102」(同102)、▽東海「101」(同100)、▽近畿「101」(同101)、▽中国「101」(同101)、▽四国「100」(同99)、▽九州「97」(同98)、▽沖縄「96」(97)。


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