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震災被害を受けた鹿島事務所が復旧 日本穀物検定協会

 日本穀物検定協会(穀検)は11月7日、茨城県神栖市の関東支部鹿島事務所の開所式を行った。

新設された鹿島事務所 穀検鹿島事務所は、鹿島港などで検査・検定業務を行う拠点として、昭和47年に千葉事務所茨城詰所として発足。鹿島港の発展とともに61年に用地ごと買収し事務所を建設、平成2年には土地を追加取得し増設していた。しかし、23年の東日本大震災による液状化や地盤沈下で大きな被害を受け、建て替え工事を行っていた。
 この日の竣工式には、鹿島港運協会の野口三郎会長をはじめ、同地区の飼料工場関係者など多数が出席した。
息栖神社神主による祈祷 新事務所は、建築面積180.3平方m、軽量鉄骨造の平屋建て。基礎工事に10mのPHCパイル12本によるプレボーリング根固め工法が用いられ、耐震性が高められている。

【日本穀物検定協会 関東支部鹿島事務所】
〒314-0144 茨城県神栖市大野原1-2-27
TEL:0299-92-4936
FAX:0299-92-4704


(写真)
上:新設された鹿島事務所
下:息栖神社神主による祈祷


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