農政・農協ニュース

農政・農協ニュース

一覧に戻る

農業経営の第三者継承でシンポジウム  全国農業会議所

 全国農業会議所は「農業経営の第三者継承を考える」シンポジウムを東京と大阪で開く。

 高齢化が進み、後継者がいないままリタイヤしていく農業経営でも、規模・内容ともに優れた経営はたくさんある。これらの経営が散逸することは、経済的損失だけでなく、農地の利用や雇用機会の減少など地域社会にとっても大きなダメージであるとして、行政・団体・事業参加希望者らが第三者継承を考える。
 内容は、基調講演が梅本雅氏(中央農業総合研究センター農業経営研究領域長)の「第三者への経営継承を進めるために」、報告が全国農業会議所の「農業経営継承事業の取り組みについて」、このあと「実践報告&フロアディスカッション」として継承実践者と支援機関の事例報告、並びに意見交換がある。
 東京会場は11月26日13時30分から東京グランドホテル(港区芝2)。大阪会場は30日同からホテルコムズ大阪(北区豊崎3)。両会場とも参加費無料。先着順。
 全国農業会議所は2008年度から農水省の助成を受け、後継者のいない経営を第三者に移譲・継承することを支援する「農業経営継承事業」に取り組んでいる。
 シンポの申込みはFAX03-3261-5131。

(2012.11.19)