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食、農、医薬の海外展開を支援 総額5000億円の融資枠創設  農林中央金庫

 農林中央金庫は11月13日、食・農・医薬などの成長が期待される分野で海外展開をめざす日本企業に対し、総額5000億円の融資枠を新設した。

 融資枠の名称は「グローバル・シード・ファンド」。アジアを中心に、日本企業の海外展開、グローバルな投資などを金融面・資金面でサポートする。
 特に地域の中核企業や食品・流通関連企業と連携し、日本食を海外で普及させる活動や、地域振興につながる取り組みなどを中心に融資する方針で、海外でのM&A(合併・買収)などの支援も行う。
 企業の幅広いニーズに応えられるよう、通常の融資枠より、融資額・融資条件などを優遇する。
 1件あたりの最低融資額は原則1億円以上で、融資期間は原則1年以上10年以内。募集期間は平成25年3月末まで。


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