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前月比5.3%高〜平成19年産大豆、前年比2.6倍高も

 (財)日本特産農産物協会は3月28日、平成19年産大豆の3月の入札取引結果を公表した。入札日は12日と26日で、合計1万4802tが上場され、9455tが落札された。

 平均落札価格は60kg当たり包装代込み(税別)、産地倉庫戸前渡しで7448円だった。落札率は64%。
 落札価格は前月より375円(5.3%)上がった。前年同月比では586円(8.5%)高い。
 普通大豆の上場数量は1万1961tで、7854tが落札された。落札率は66%。落札価格は7542円で前月より561円(8.0%)上がった。特定加工用は2840tが上場され、1601tが落札された。落札率は56.4%。落札価格は6985円で、前月より818円(13.2%)上がった。
 落札平均価格は前月、前年同月に比べ騰勢が強い。作付けが減った納豆用の北海道スズマルは依然値を上げている。上場された228tが全量落札されたが、3月の落札価格は1万7578円となり、2月、3月とも前月比約3割高となった。昨年3月に比べ、約2.6倍にはね上がっている。豆腐用の福岡・佐賀のフクユタカは前月に比べほぼ横ばいだった。煮豆用の宮城・ミヤギシロメは大粒が前月比5.8%安、中粒が1.5%安だった。

(2008.04.01)