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平成19年産キウイフルーツの収穫量前年並み 〜結果樹面積は毎年減る

 農水省は8月7日、平成19年産キウイフルーツの収穫量などの調査結果を公表した。

 収穫量は3万2800t、出荷量は2万7300tで、前年産に比べそれぞれ300t(同1%)、800t(同3%)増えた。
しかし、結果樹面積は2420haで、生産者の高齢化による廃園で、前年産に比べ500ha(同2%)減った。結果樹面積は平成10年産以降でみると毎年2〜5%減り続けている。平成10年産では3270haだったが、19年産では約4分の3になった。
10a当たり収量が年によって振れがあり、この影響で平成10年産以降の年平均卸売市場価格は13年のkgあたり238円から16年の426円まで差が大きい。
県別の収穫量割合は、愛媛県が25%、福岡県が16%、和歌山県が11%で、この3県で全国の約5割を占める。

(2008.08.08)