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20年産びわの収穫量前年比25%増

 農水省は11月28日、平成20年産ビワ、オウトウ、ウメの収穫量等の調査結果を公表した。

  【ビワ】
    収穫量は7110tで、おおむね天候に恵まれ、果実の肥大が促進されたことに加え、長崎県で作柄が悪かった前年産より結果数が多くなったことから、前年産に比べ1400t(25%)増えた。出荷量は5780tで、前年より1190t(26%)増え、3年振りに5000tを上回った。
    都道府県別の収穫量割合は、長崎が31%、千葉が10%、香川、鹿児島が9%で、この4県で全国の約6割を占める。
【オウトウ】
    収穫量は1万7000tで、山形県で開花期の低温の影響で受精不良が発生、結果数が少なく作柄が悪かった。しかし、前年産に比べた結果数では多かったため、前年産より400t(2%)増えた。出荷量は1万5000tで、前年並み。
    都道府県別の収穫量割合は、山形が全国の約7割を占める。
【ウメ】
    収穫量は12万1000tで、和歌山県で開花期の低温の影響で結果数は減ったものの、おおむね天候に恵まれ果実の肥大が促進されたことから、前年産並みとなった。出荷量は10万3600tで、前年並みだった。
    都道府県別の収穫量割合は、和歌山が全国の約6割を占める。

(2008.11.28)