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「おかずより白ご飯」派は食べる量・回数に比例  「白ご飯好き」対象調査

 「食」や「農」分野を中核として事業展開する広告会社の協同宣伝のごはん部は「白ご飯好き」の人を対象にアンケートを行い、その結果を9月30日に発表した。

「おかずより白ご飯」派は食べる量・回数に比例 調査は食卓に当たり前だった「白ご飯」が今ではおかずなどの料理と同じく「選ばれる立場」となっていることを受け、改めて「白ご飯」について考える機会をつくろうと実施された。全国の10代以上の「白ご飯好き」の男女2000人にインターネットによる調査を行った。
 白ご飯を1日に何回食べたいかを聞いたところ、ほぼ全員の98.2%が毎日食べたいと思っていることがわかった。そのなかで「1日3回は食べたい」という人の割合は60?69才に最も多かった。
 1回の食事でどのくらい食べるか聞いたところ「1杯」と答えた人は74.3%、「2杯」という人は23.0%で「3杯」以上はほとんどいなかった。中でも20?29才で「1杯」と答えた人が他の年代に比べて最も多く、「白ご飯を1日に何回食べたいか」という質問にも「1回」と答えた人が最も多かったことから、20代の白ご飯離れがうかがえる結果となった。
 また食事の際に食べるご飯とおかずの割合を聞いたところ、「半々の割合で食べたい」との回答が54.4%と最も多かった。「おかずより白ご飯を多く食べたい」と答えた人は1回の食事で食べる量も1日のうちに食べる回数も全体より多い傾向にあることがわかった。
 また白ご飯と炭水化物の組み合わせを聞いたところ、ラーメンとビーフンの2品目で7割以上の人が「ぜひ食べたい」「食べることができる」と答え、地域別に見ると関西では白ご飯と炭水化物の組み合わせの許容が高いことがわかった。一方で関東地方の許容は全国で一番低い傾向にあることがわかった。

(2009.10.05)