統計

統計

一覧に戻る

消費冷え込みものにもせず ファーマーズマーケット好調な伸び  JA総研

 JA総合研究所が主催するファーマーズマーケット戦略研究会は24ある会員店舗の今年度上半期の実績をとりまとめ、11月1日に発表した。

 今年4月から9月の実績は、販売額が前年度に比べ111%増加の127.6億円、利用者数は前年度に比べ109%増加の655万人、客単価は前年に比べ102%増加の1838円とすべての項目で前年を上回る好調な結果となった。
 販売額実績で前年より2割以上伸びたのは全体のうち4店舗、利用者数実績で前年より2割以上増加したのは3店舗あった。
 集客のための取り組みとしては、感謝祭や試食会などのイベント、料理講習会やコンテストなどの開催が特徴的。また、「食」に関する情報提供や産地見学など消費者参加型イベントを実施する店舗も増えており、生産者と消費者をつなぐ機能が高まってきている。
 利用者の増加に伴い、農産物の確保や駐車場の設備などが課題の店舗もある。

平成21年度上半期(4?9月)ファーマーズマーケット戦略研究会会員店舗販売実績(表)平成21年度上半期(4〜9月)ファーマーズマーケット戦略研究会会員店舗販売実績

(2009.11.04)