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飼料用米作付け増加 飼肥料作物の作付面積調査  農水省

 農水省は平成21年産飼肥料作物の作付面積調査で、青刈りとうもろこしが前年産に比べて2%増加したと2月1日、発表した。

stat1002041301.gif 全体の飼肥料作物の作付面積は100万8000haで、うち飼料用の作付面積は90万1500haといずれも前年産並みだった。
 青刈りとうもろこしの飼肥料作物の作付面積は9万2800ha。うち飼料用の作付面積は9万2300haとどちらも前年産より1500ha(2%)増えた。これには北海道での高栄養飼料作物の作付け増加が要因にある。
 ソルゴーや青刈り麦類の作付面積は前年産に比べてやや減少したが、その他青刈り作物の飼料用作付面積は1万2700haで900ha(8%)増加した。これには九州などでの稲醗酵粗飼料用の青刈り稲の作付け増加が背景にある。
 その他飼肥料作物の作付面積は、東北などで飼料用米の作付けが増えたことで4540haと前年産に比べて2820ha(164%)増えた。

(2010.02.04)