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上位の座揺るがず 昨年産米の品種別収穫量

 21年産水稲の品種別収穫量は1位が例年どおり「コシヒカリ」で、上位5品種の順位に変動はなかったとの統計を農水省が2月25日発表した。

 21年産水稲の収穫量は合計846万6000t。うち309万4000tがコシヒカリで全体に占める割合は36・5%と圧倒的に多かった。
 2位は「ひとめぼれ」で実数84万2700t、割合10%。3位は「ヒノヒカリ」で割合は9・5%などとなっている。
 上位5品種の順位は変わらないが、コシヒカリの割合は17〜18年の37%台から微減し、ひとめぼれは17年の10%から、いったん9%台に落ちたが、今回は回復した。
 この統計表は収穫量の上位15品種を掲載したが、7位の「ななつぼし」(産地は北海道)は17年の1・2%から今回の2・4%へと着実にシェアと順位を上げている。
 上位5品種の主要産地は次のとおり。
 コシヒカリ=新潟、茨城、福島、栃木、千葉ひとめぼれ=宮城、岩手、福島、山形、秋田ヒノヒカリ=熊本、福岡、大分、鹿児島、宮崎あきたこまち=秋田、岩手、茨城、長野、岡山はえぬき=山形。

水稲の全国品種別収穫量の推移

(2010.03.01)