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「店頭」情報が購入の決め手  日本政策金融公庫の消費者動向調査

 消費者が食品を選ぶ際、「店頭」による情報収集をもっとも重視していることがわかった―と日本政策金融公庫(農林水産事業)が7月22日発表した。

 この結果は同公庫が6月上旬に行った「食の情報収集に関する調査」によるもの。20〜60歳代の男女2000人を対象にアンケート(インターネット調査)を実施した。
 食品選びの情報手段として81.6%の人が「店頭」と答え、もっとも多かった。次に「新聞等の広告」(32.3%)で「新聞記事」の19.5%とあわせると約52%となり、新聞からの情報を重視する傾向が強くみられた。次いで「インターネット」(31.7%)、「テレビ番組」(24.5%)、「テレビCM」(19.6%)と続く。
 情報量の増加や信頼性の向上など、今後期待する手段としても「店頭」との答えが57.7%で一番多かったが、次に「インターネット」(20.2%)となっている。
 男女別にみると全体的に女性の割合の方が高く、男性よりも食品の情報収集に関心が高いことがわかる。また知人などからの「口コミ」情報を重視する割合も男性の10.2%に対し女性は19.4%と高くなっている。

男女別の食品選びの情報手段

(2010.07.23)