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飼料用作物増える 戸別所得補償モデル対策も影響

 農水省は平成22年産飼肥料作物の作付面積調査で、飼料用作物が前年産に比べて1%増加したと1月28日発表した。

 飼肥料作物の作付面積は101万2000haで前年産から4000ha増えた。うち飼料用の作付面積は前年比9900ha増の91万1400haとなった。
 牧草は高栄養飼料作物への転換が進んだことなどから前年産5000ha減の75万9100haとなった。
 戸別所得補償モデル対策が始まり、九州などでWCS用稲の作付けが増えたことからその他の青刈り作物は前年比5200ha(41%)増の1万7900ha。
 その他飼肥料作物も戸別所得補償モデル対策により東北などで飼料用米の作付けが増えたことから前年産を1万760ha(237%)と大きく上回る1万5300haとなった。

平成22年産飼肥料作物作付(栽培)面積

(2011.02.04)