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【データで見る小売業界 量販店編】2011年9月 台風・残暑で苦戦

 日本チェーンストア協会は、10月24日に9月度の量販店の販売概況を発表した。

 それによると、9月度の総販売額は9870億9634万円で、全店ベースでは前年同月比100.6%と前年水準を確保したが、既存店ベースでは96.4%と2カ月連続のマイナスとなった。
 大型台風の影響や前年の記録的な残暑の反動から苦戦したことが原因と協会では分析している。
 食料品についてみると既存店ベースでは表のように前年同月を下回っているが、全店ベースでは食料品全体が100.5%、農産品が100%、畜産品が100.6%、惣菜が106.3%といずれも前年同月を上回るか同等の水準を確保している。
 9月の企業数は60社8021店舗(前年同月より156店舗増)。売り場面積は2373万5146平方m(同103.4%)で、売場1平方m当たり売上額は4万1588円で同97.3%となっている。

【データで見る小売業界 量販店編】2011年9月

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