統計

統計

一覧に戻る

【データで見る小売業界 CVS編】2011年10月  既存店ベースでも+14%と大きく伸長

 日本フランチャイズチェーン協会(JFA)は10月度のコンビニエンスストア(CVS)の「統計調査月報」を11月21日に発表した。
 10月の調査対象はJFA正会員CVS本部10社4万4062店。

 10月のCVSの売上高は、全店ベースで7496億円と前年同月比+16.6%、既存店ベースでも6878億円で同+14.1%と大きく伸長した。
 前月の9月は、昨年10月のたばこ値上げ前の駆け込み需要による売上げ増の反動から、全店、既存店とも売上高前年比が11カ月ぶりにマイナスとなったが、10月は昨年10月のたばこ値上げ後の買い控えで売上げが落ち込んだ影響で全店、既存店とも大幅なプラスになったと協会では分析している。
 また、日配食品の調理パン、惣菜が好調だったことも売上げ伸長に貢献しているという。
 来店客数は全店ベースで12億5282万人、既存店で11億6123万人で+8.9%、+6.2%とともに前年を上回った。また、客単価も全店で598.4円(同+7.1%)、既存店で592.3円(同+7.5%)とプラスだった。
 商品構成は、日配食品が33.5%、加工食品が27.3%で6割強が食品となっている。そのほか非食品が34.7%、サービスが4.5%という構成になっている。

【データで見る小売業界 CVS編】2011年10月※ ↑ クリックすると表が大きくなります


(関連記事)
【データで見る小売業界 CVS編】2011年9月 ほぼ1年ぶりに前年同月比マイナス (2011.10.25)

【データで見る小売業界 CVS編】2011年8月 既存店売上10カ月連続でプラスに (2011.09.22)

【データで見る小売業界 CVS編】2011年7月 全店売上11.5%アップ  日本フランチャイズチェーン協会 (2011.09.01)

(2011.11.29)