統計

統計

一覧に戻る

北海道と九州の畑作は農業所得上昇 農水省の経営調査

 農水省は畑作の個別経営について営農類型別に調査した結果を12月3日公表した。

 平成23年の1経営体当たり農業粗収益は766万円で前年比3.7%増加。一方、農業経営費は535万円で2.5%増加し、この結果、農業所得は231万円となり、6.6%増加した。
 地域別にみると、北海道では、粗収益が2905万円で5.2%増加。農業経営費は2025万円で3.0%増加し、農業所得は879万円となって10.6%増加した。
 九州では粗収益が518万円で10.1%増加。農業経営費は371万円で11.0%増加し、農業所得は147万円となって7.9%増加した。
 ※畑作の作物は北海道が麦・豆類・バレイショ、その他工芸農作物。都府県はそのほかにカンショ、茶、サトウキビとなっている。


(関連記事)
農業産出額トップ3は北海道、茨城、鹿児島 (2012.12.04)

農業総産出額、1.5%増加 農水省 (2012.12.04)

飼料費増で肉用牛の生産費増加  農水省統計 (2012.11.28)

(2012.12.05)