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2016.11.24 
全農改革「提言」は暴挙 農水大臣、JA全国連へ要請 新世紀JA研究会一覧へ

 新世紀JA研究会(代表=八木岡努・JA水戸組合長)は22日、JA改革、TPP等の農政課題について山本有二農水大臣、自民党国会議員、JA全国連等に要請を行った。同研究会が10月にJA東京むさしで開いた第21回セミナーで採択した大会アピールに基づいた要請のほか、規制改革推進会議の提案に抗議の意を伝え意見交換した。

セミナーの大会アピール採択事項や規制改革推進会議の提案で要請山本農水大臣森山前農水大臣ら細田自民党総務会長奥野JA全中会長河野農林中金理事長へ要請

 与党議員では森山ひろし(示す編に谷)・衆議院議員(前農水大臣)、山田俊男参議院議員、野村哲郎参議院議員、藤木しんや参議院議員に要請。特に議事録などをみると規制改革推進会議の提案のなかで議論もされていないことが記してあることなどを指摘し、提言の撤回を訴えた。新世紀JA研究会代表の八木岡氏は、「われわれJAは5年間にしっかり改革をやると決議した。このことを党内、規制改革推進会議に徹底してもらいたい。また、(JA改革よりも)国の食料をどうするのか,その道筋を示すのが先だ」と迫った。
 森山氏は、今回の規制改革推進会議の提案が期限付の内容になっていることについて、5年間を改革期間とした政府・与党の決定を逸脱するものだとの見解を示し、「全部押し戻すことが大事」だと述べた。また山田氏は、全農の改革、農林中金への事業譲渡、クミカン(組合勘定)が突然出てきたことに不快感を示し、「とてものめない」、藤木氏も「これまでわれわれが議論してきたことはなんだったのか」と述べた。両氏とも「自らの改革をしっかりやっていく必要がある。その評価をするのは組合員だ」と、規制改革推進会議の姿勢に不信感を示した。(一部既報
 与党では細田博之総務会長に、新世紀JA研究会の大会アピールで挙げたJAバンク支援基金、農水産業協同組合保険制度の掛金凍結について要請。同会長は「(掛金の)積み過ぎはよくない。適正なレベルにすべきだ」との考えを述べた。掛金凍結ではJA全中の奥野長衛会長も、「〔農林中金の〕河野理事長とも、その方向で話し合っている」と言い、農林中金の河野良雄理事長も前向きの姿勢を示した。
 JA全農では吉永正信専務が、提案について、「規制改革推進会議などを使い、政府は暴論を出してきたと思っている。これは全農だけの問題ではない。黙っていると政府の次の方針が出るだろう。JA組織は危機意識をもって対応しなければならない」と、全農の早急な態度表明と、それを外へ向けて発信する必要性を強調した。このほか全共連、竹下亘・自民党国体委員長にも要請した。
(写真)セミナーの大会アピール採択事項や規制改革推進会議の提案で要請、抗議する新世紀JA研究会の役員ら(左から山本農水大臣、森山前農水大臣ら、細田自民党総務会長、奥野JA全中会長、河野農林中金理事長へ要請)  

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