JAの活動 ニュース詳細

2018.11.05 
信用事業生き残り策探る 新世紀JA研究会がセミナー一覧へ

 新世紀JA研究会(代表=八木岡努JA水戸組合長)は11月1日、東京都内で、危機に対応したJAの信用・共済事業についてのセミナーを開いた。隔月で定期的に開いている「新総合JAビジョン確立のための危機突破・課題別セミナー」の第21回目で、今日の金融情勢とJAの信用事業や共済事業、地域密着型の信用金庫等の報告と意見交換を行った。

信用事業生き残り策探る 新世紀JA研究会がセミナー(平成30年11月1日開催) セミナーではJAバンク中央アカデミー系統経営層経営戦略研修会講師・慶應大学大学院非常勤講師の谷山宏典氏が、今日の金融情勢と金融機関の対応で話した。同氏は地域金融機関の経営が今後厳しくなることを強調し、生き残るためには「飛び抜けたサービス品質を志向する必要がある」として富山第一銀行などの事例を紹介し、その方策を啓示した。
 JAの信用事業では、農林中金の後藤彰三専務が、JAバンクの次期中期戦略(2019~21年度)の骨子を報告。(1)農業・地域の成長支援、(2)貸出の強化、(3)ライフプランサポートの実践、(4)組合員・利用者接点の再構築、(5)JA・県域一体の変革実践を挙げた。
 次いで、JA共済連の有長光司常務が共済事業の経営状況と平成30年度事業計画の概要について話した。このなかで同氏は、事務改善を通じたJAの事務負荷の軽減、地域活性化、農業経営への貢献などの取り組みを挙げ、自己改革への姿勢を説明した。
 JAからはJA福岡市の宗欣孝専務が、准組合員を含めた、組合員との繋がりを強める活動や事業の取り組みを紹介。特に信用事業では「組合員に寄り添い、無理な融資をやめて、結果的に融資が増えた」と述べた。最期に東京信用金庫協会業務部の永田一洋部長が、平成17年からの「しんきん『共創力』発揮3か年計画」を報告した。

(写真)新世紀JA研究会JAの信用・共済事業セミナー

 

 

新世紀JA研究会のこれまでの活動をテーマごとにまとめています。ぜひご覧下さい。

 

(関連記事)
【覚醒】「自主判断」の陥穽 自民のリップサービス(18.11.05)
【農水省】監査の合理化を支援 マニュアルの作成へ【日向彰・農水省経営局協同組織課課長】(18.10.17)
【提言】どう描く? 新たな農協像【横浜国立大学・大妻女子大学名誉教授 田代洋一】(18.09.21)
公認会計士監査への移行を支援-31年度予算(18.08.29)
【城山のぶお・リメイクJA】第2回 インナー政治の虚構(18.08.24)
【信用事業部門受賞】JA改革 広く発信を 櫻井宏・JAぎふ代表理事組合長(18.07.18)

一覧はこちら

このページの先頭へ

このページの先頭へ