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2019.03.18 
准組の位置づけ示し総合JAの将来像を 新世紀JA研セミナー一覧へ

 新世紀JA研究会(代表=八木岡努JA水戸組合長)は3月15日、東京・大手町のJAビルで第24回セミナーを開き、「新たな准組合員対策について」で准組合員の位置づけについて議論し、このなかで同研究会企画部会が、数回にわたる小委員会の検討結果から、准組合員を「食とJA活動を通じて農業振興に貢献する者」との新しい定義を示した。准組合員を単なる利用者でなく、食を通じて農業に係わってもらおうというもので、これをたたき台にこれからの総合JAのあり方について、積極的な議論を呼びかけた。

 農協法で准組合員は「地区内に住居を有する者でJAを利用することを相当とする者」となっている。新世紀JA研究会企画部会の小委員会は、これを「食とJA活動を通じて農業振興に貢献する者」と提案。つまり従来の、信用や共済などの単なる事業の利用者でなく、農業は行っていないが、食を通じて農業の振興に貢献しようという意思のある人とした。
 これは農協法の目的(第1条)にある「農業生産力の増進」に合致し、食料・農業・農村基本法でも、「消費者は食料、農業及び農村に関する理解を深め、食料の消費生活の向上に積極的な役割を果たすものとする」と明記してある。
 具体的な准組合員の貢献では、現在、全国のJAで行っている(1)管内農畜産物の買い支え、(2)食に関する意見具申、(3)料理教室への参加、(4)農繁期の援農の取り組みなどがあるが、それをさらに強化するため、各JAで准組合員による部会組織(「農業振興クラブ」―仮称―)づくりの検討を提案した。
 報告では、准組合員を「農業振興に貢献する者」と明確にすることで「農業振興」が組合員の共通の願いとなる。食べてくれるから生産できる。生産してくれるから食べられる。そのような畑と食卓をつなぐ活動ができるのはJAだけであるなどと説明した。その延長線上にJAの呼びかけによる食料の安全保障など、国民的運動を位置づけている。
(詳細は後日、新総合JAビジョン確立のための危機突破・課題別セミナー「紙上セミナー」のページで報告します)。

 

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