水稲７ha、大豆５ha、大麦18haを作付している末住さんは、「農業機械を投資しながら経営していますが、ＴＰＰがもたらすマイナスの影響を耳にすると、どうしても投資を踏みとどまってしまいます。少しずつ更新しているものの、ここ３年でトラクター２台を購入し1150万円かかりました。機具を入れる格納庫を建てたいと思っているのですが、費用のことを考えるとなかなか難しいです」とＴＰＰ問題の浮上による将来への不安を語った。
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【ＪＡ糸島（福岡県）青年部・普通作専門部長】
末住 直道 さん
「ＴＰＰにもしも参加したならば、関税がゼロになる10年後、我々青年部員は30代、40代のまさに働き盛りです。そのときに自分の力で食べていけなくなるということは恐ろしいことだと感じています」。
ＪＡ糸島青年部で開いた座談会に出席し、ＴＰＰについて思うことを語ってもらった。
(2011.03.30)
