農業協同組合新聞 JACOM
 
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特集:JA共済でゆたかで安心な地域社会を

JA共済の諸事業
福祉サービスから文化活動まで多彩な活動を展開

 JA共済では組合員の生活を応援するため、保障の提供にあわせて「事故の未然防止」や「事故発生後の相互扶助」など「福祉サービス活動」を行っている。また、心の豊かさや地域との絆づくりを進めるために、子どもたちの助け合い精神をいっそう高めるための「文化活動」にも力を入れている。

 福祉サービス活動としては、健康診断(13年度52万7144人)、人間ドック(同7万5386人)の「健康管理活動」、レインボー体操(同9589人)による「健康増進活動」、高齢者集団保養診断(同2万8120人)の「高齢者福祉活動」、交通安全教室(同7万1999人)や行政の交通安全運動と連携した「JA共済全国一斉交通安全運動」などによる「交通事故対策活動」などがある。
 また、平成6年度から介護福祉士やホームヘルパーの養成にも取り組んでおり、JA共済が助成を行った人数は、13年度までの累計で介護福祉士242人、ホームヘルパー1級480人、同2級2万5977人に上っている。さらに、在宅介護が介護の中心となるなか、高齢者や身体障害者の人たちが、家族とともに住み慣れた家で快適な生活ができるように、「JA共済くつろぎの間」を提供している。
 さらに、リハビリ医療のための「病院」、重度身体障害者のための「福祉施設」、在宅身障者などのための「介護施設」の3つの機能を併せ持つ総合型施設である中伊豆と別府のリハビリテーションセンターは、交通事故被害者への早期社会復帰をすすめ、今年30周年を迎えた(「農協共済中伊豆リハビリセンター30周年記念式典」参照)。

◆4000件を超える相談を受付
―健康・介護ほっとライン

 生活習慣病(成人病)予防、体力づくり、医療機関の情報提供、介護・リハビリなどについて専門スタッフに電話で相談できる「JA共済の健康・介護ほっとライン」では、健康情報やクッキング情報を無料で提供するFAXサービスも行っている。
 14年度の電話相談件数は、昨年度より800件増え、4033件となり、1日あたり16.5件の相談があった。そのうち新規相談は2743件、再相談は1290件で、リピーター率が32%となっている。利用者の7割強が女性で、年代別にみると30代〜50代が多くなっている。
 相談内容では、健康診断や生活習慣病予防、肥満、気になる症状などがもっとも多く919件、次いで治療中の病気や薬の相談、医療機関の紹介が673件、妊娠や育児、子どもの気になる症状が533件、介護の悩みや福祉サービス紹介、介護保険などが195件となっている。
 FAXサービスへのアクセス件数は863件となっており、免疫力や抵抗力を高めるビタミン・ミネラルについて紹介した「ヘルシーライフ情報への人気が高かった。
○JA共済の健康・介護ほっとライン
(月〜金(祝日を除く)9時〜20時)
電話相談サービス フリーダイヤル(0120)481-536
FAXサービス 03-3265-3811(情報料無料)

◆今年も開催される
  書道・交通安全ポスターコンクール

 「文化活動」としては、小・中学生を対象に毎年開催し、今年47回目を迎える「書道コンクール」と、同32回目を迎える「交通安全ポスターコンクール」がある。昨年は、書道コンクールには134万点、交通安全ポスターコンクールには16万点を超える応募があったが、書道コンクールは全国最大級の規模だといえる。両コンクールとも今年も開催され、いま全国で準備されている。

(2003.5.28)

 


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