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【ダウ・アグロサイエンス、M.S.テクノロジーズ】
米国ダウが3除草剤抵抗性大豆を共同開発 米国農務省に認可申請

 ダウ・アグロサイエンスとM.S.テクノロジーズは、米国農務省(USDA)に3つの除草剤に耐性遺伝子を持つ遺伝子組換え大豆の認可を申請した。

 両社が今回開発した大豆は、ダウ・アグロサイエンスの登録商標である「Enlist」雑草防除システムである2,4-D除草剤、グリホサート除草剤、グルホシネート除草剤の3剤への抵抗性を持つもの。1種で同時にこの3剤への耐性を持つ大豆の開発は世界で初めて。
 M.S.テクノロジーズのジョセフ・H・マーシュマン社長は、「この技術により1エーカーあたりの収穫高は最大限にのび、大豆の雑草防除と収穫性の新たな標準になる」とコメントした。
 申請が認められれば、2010年代半ばには商品化され米国内での生産が始まる予定。


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