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【片倉チッカリン】
価格改定うけて上期の業績好調  片倉チッカリン

 片倉チッカリンは10月13日、平成24年3月期第2四半期累計(同上期)連結業績予想の大幅な上方修正を発表した。

 上期の売上高は前回発表時に比べて100万円減の9400万円となったが、営業利益は320万円(前回発表時は損失10万円)、経常利益は340万円(同損失10万円)、四半期純利益は110万円(同損失60万円)、1株あたり四半期純利益は5.17円(同損失2.82円)となった。
 大幅に業績が良化したのは、6月の肥料価格改定で値上げとなり、仕入れ値との差益が多く生じたため。
 通期の業績予想については現在精査中。
 また同日、「東日本大震災」の影響(第4報)と災害に伴う特別損失についても発表があった。
 震災による津波の影響で操業を停止していた宮城県の塩釜工場は11月中には操業を再開する予定。この工場の操業停止などを主な要因とする特別損失は通期で1億4000万円、上期のみで1億500万円となる見込み。前述の業績予想はこの特別損失も計上した上での修正となる。


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