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【バイエル】
AVH-301など新規剤が好調 農薬事業は微減  バイエル

 バイエル ホールディングスは4月5日、同社の日本での2011年業績を発表した。グループ全体の売上高は2372億9800万円で前年比2.5%増とのびたが、農薬関連事業の売上高は318億1900万円で同1%減だった。

AVH-301を配合した「ボデ―ガード」 グループ全体の売上高がのびたのは主力のヘルスケア事業が好調だったため。売上高1713億円で同4.2%増とのびた。
 農薬関連事業は、東日本大震災の影響や需要の落ち込みなどを要因に販売全体が伸び悩む中、AVH-301(テフリルトリオン)を配合した水稲除草剤「ボデ―ガード」「ポッシブル」、新規有効成分イソチアニルを配合した水稲用殺虫殺菌混合剤「ルーチントレス」のほか、芝生用で殺虫剤「シグネチャー」、除草剤「トリビュート」など、新たに上市・本格販売を始めた製品が好調な売れ行きを示したため、全体としてはほぼ前年並みだった。

(写真)
AVH-301を配合した「ボデ―ガード」


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