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【ダウ・アグロサイエンス】
ダウ、豪州で新品種開発を加速

 ダウ・アグロサイエンス(米国・インディアナ州)と豪州ヴィクトリア州第一次産業省(DPI)は、新しい植物遺伝子の開発をめざし協同研究を始めることで合意した。

 同社とDPIは、2009年から優良新品種開発に向けた植物ゲノムの研究で提携してきたが、その研究開発のさらなる発展をめざす。
 提携はDPIの商業部門であるアグリカルチャー・ビクトリア・サービシズ社を通して行われる。
 同省では「この研究開発の成果は、豪州の栽培農家に大きな恩恵をもたらし、また、世界の食料安保の促進にも重要な役割を果たすだろう」と期待している。
 ダウ・アグロサイエンス社は8月にも同国の植物機能ゲノムセンターとライセンス契約などを結び、環境ストレスに耐性をもつ穀物の研究などをすすめることを発表している。


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