事業別では、売上高は主力の化学品事業、農業化学品事業で前年同期を上回ったが、そのほかの事業が前年同期に比べて奮わなかった。営業利益は農業化学品事業、商社事業以外で前年同期を下回った。
　農業化学品事業は売上高が138億円で同7.1％増だった。国内では殺菌剤「ベフラン」が伸びたが、殺虫剤「モスピラン」の販売が減り減収となった。海外では「モスピラン」、殺菌剤「トップジンＭ」、「パンチョ」などが伸び増収となった。営業損失は２億円だが、前年同期に比べて４億円ほど回復している。
　今回の発表にともなう、通期業績予想の修正はない。

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