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【電気化学工業】
肥料売上高は前年同期並み 電気化学工業第2四半期決算

 電気化学工業は11月7日、平成25年3月期第2四半期決算を発表した。世界経済の減速や円高の影響などを受けて、前年同期に比べて減収減益となった。

 売上高は前年同期に比べて11%減の1642億円、営業利益は同17%減の98億円、経常利益は同22%減の84億円、当期純利益は25%減の53億円だった。
 事業別では、主力のスチレンモノマーやクロロプレンゴムなどの有機系素材事業の売上高が同18%減の150億円と大きく落ち込んだ。そのほかの事業も、1〜11%ほど減少した。
 農業関連では、肥料の売上高は前年並み。また、農・土木用コルゲート管は販売数量が伸びるなど、全体の業績が厳しい中で健闘していた。
 今回の発表による通期の業績予想の修正はない。


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