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【タキイ種苗】
冬野菜を食べて寒さ乗り切りへ タキイ種苗がビタミン摂取の提案

 12月13日は「ビタミンの日」。これにちなんでタキイ種苗は、冬野菜から効果的に、そして美味しくビタミンを摂る食べ方を提案している。そのダイジェストを紹介してみた。

 冬野菜は寒さに耐えるための糖分を蓄積していて甘みがある。体を温める食材であることも特徴。冬の健康には、冬に旬を迎える野菜を食べることが有効といわれる。またビタミン摂取は女性の肌の乾燥対策にも良く、美肌効果が期待できる。

【ハクサイ】
ハクサイ「オレンジクイン」
 塩漬けするとビタミンCの損失を防ぎ、乳酸菌などの働きを助け、整腸効果が向上する。風邪の予防や熱止め、膀胱炎、尿道炎、便秘にも効果的とされる。
 タキイの機能性野菜「ファイトリッチシリーズ」にはシスリコピン・カロテンが豊富なハクサイ「オレンジクイン」(写真右)がラインアップされている。結球内部の色がオレンジ色であることが特徴だ。

【ニンジン】
 カロテンやビタミンA効力(※)を極めて多く含む。カロテンの効用は特に呼吸器や目の粘膜を丈夫にするとされる。機能性野菜としてはタキイ種苗が「TCH-722」を開発した。
※ ビタミンA効力とは、生体内でビタミンAとして効力を発揮する量。

【ダイコン】
ダイコン「秋神楽」
 「ダイコンどきの医者いらず」ということわざがある。ビタミンCの含有率が高いのは皮の部分で、中心部の約2倍だ。日本料理では皮をむきとってしまうが、できるだけ工夫して、皮ごと調理するのが理想。また葉には根の5倍近いビタミンCを含む上にビタミンAもたくさん含む。
(写真右=ダイコン「秋神楽」)

【ブロッコリー】
 ビタミンCを多く含むが、ゆでると低下するので蒸すなどの工夫が必要。美肌効果をはじめ食物繊維が多いので便秘にも効果的といわれる。

【ネギ】
 匂いのもとである含硫化合物という成分が生活習慣病予防に効果があるといわれる。昔から、風邪引きには焼いたネギをお湯にさして飲むとか、生ネギに味噌をつけて食べると体が温まり、胃病に効くなど民間療法に用いられた。


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