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【住友化学】
米国の殺虫剤企業MGK社を子会社化 住友化学

 住友化学は12月18日、米国の殺虫剤事業会社McLaughlin Gormley King Company(本社:ミネソタ州、MGK社)を連結子会社化すると発表した。

 MGK社は北米を中心に家庭用・業務用殺虫剤事業を展開している。1979年に住友化学の代理店になり、米国内で住友化学が製造する有効成分を使った殺虫剤の開発、製造、販売を行ってきた。
 住友化学は89年にMGK社の株式14%を取得し経営に参画し、99年には持ち株比率を32.88%に引き上げた。今回さらに株式を追加取得し76.36%に引き上げ、MGK社を連結子会社にすることで合意した。
 住友化学では北米地域を生活環境事業の重点地域と位置づけており、MGK社の子会社化を契機に、消費者に近い川下分野への展開と研究開発・製品開発の強化を図っていく。


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