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傷害保険、火災保険がのび増収増益  共栄火災海上保険第2四半期決算

 共栄火災海上保険は11月19日、平成24年3月期第2四半期決算を発表した。自然災害の支払いや運用環境の低迷などがあったが、中間純利益は前年同期に比べて2億円増の25億円と増益だった。

 保険会社の売上規模を示す元受正味保険料は868億円で前年同期に比べて15億円(1.7%)増だった。これは傷害保険や火災保険を中心に増収があったため。正味収入保険料も、火災保険再保険料率の高騰によって支払再保険料が増加したなどの影響があり、同3億円増の786億円だった。
 経常利益は同9億円(37%)増の34億円。中間純損益は同2億円(11%)増の25億円だった。
 保険会社の経営の安全性を示すソルベンシー・マージン比率は579.5%で、同8.6ポイント上昇。国の示す安定基準値である「200%以上」を大きく上回っている。


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