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高齢者食宅配、2割拡大見込み  富士経済

 富士経済はテイクアウトやファストフードなど国内の外食産業6分野64業態の2012年の市場見込みを8月9日発表した。

 12年度は6分野のうち「料飲店」を除く5分野は前年比0.3〜2.5%の伸びと予測。
 なかでも「ファストフード」と「テイクアウト」は年々右肩上がりに推移しており、「テイクアウト」は前年比1.9%増の6兆157億円と好調だった11年に引き続き、12年は同2.5%増の6兆1690億円を見込む。11年は景気の後退による外食控えや震災後の自家調理の敬遠などで需要が拡大したが、今後も小売店と専門店でのデリカやスイーツの競争が過熱すると分析。とくに店舗数の多いCSVはスイーツのシリーズ化やチルド寿司の販売開始などで市場を牽引するとしている。
 また「ホームデリバリー・ケータリング」は震災の影響などで仕出し弁当や宅配ピザなどの不振により11年は前年割れとなったものの、上位企業による出店が相次ぐ病者・高齢者食宅配や宅配釜飯の好調な伸びから12年は前年比0.5%の1兆1608億円を見込んでいる。
 また「ハンバーガー」「牛丼」にならび注目市場としているのは「病者・高齢者食宅配」。
 外食市場が低迷する中で急成長を続ける数少ない市場であり、「ワタミタクショク」をはじめ上位企業の出店攻勢や配食エリアの拡大、利用者の増加などから前年比20%を見込む。12年も日清医療食品が新規参入するなど今後も市場の拡大が続いていくと予想している。


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